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●工法・構造 ・軸組工法の特徴 ・2X4工法の特徴 ・プレハブ工法の特徴 ・重量鉄骨造の特徴 ・鉄筋コンクリート造の特徴 ・ログハウスの特徴 ・耐震性、耐久性、断熱性比較 ・コストとリフォームの容易さ ・それぞれの工法の総合比較
●軸組工法 ・軸組工法の名称 ・軸組で使われる木材とコスト ・軸組工法の用語
●2X4工法 ・フレーミングとは ・材料の基礎知識 ・寸法とお国柄
●工法・構造、ミニ知識 ・耐震、軸組工法VS2X4
■軸組ってなあに? 軸組(じくぐみ)とは、在来工法あるいは軸組工法と呼ばれている工法の中で、土台や柱、梁あるいは小屋組といった建物の骨格になる部分全体を総称して軸組(じくぐみ)と称しています。 ■軸組の名称 下の図は軸組の代表的な名称ですが、軸組工法は基本的には、柱、梁、耐力壁の3つの部分から成り立っています。
【柱】 柱は建物の重さや力を支える垂直に立てられた部材の総称です。 【梁】 梁は上からの重さや力を柱や基礎に伝達するために水平に組まれた部材の総称です。 そして、難しそうな名前の数々も、それぞれの部位によって古来からいろいろな名称で呼ばれているだけです。 【耐力壁】 軸組の中で地震に対抗する部分を耐力壁といい、筋交いに代表される軸組工法にとっては無くてはならない部分です。下はその代表的な名称と部材の目的です。
【通し柱】・・とおしばしら−1階から2階の上まで1本の木を使った柱 【菅柱】・・くだはしら−各階に建てる正形の柱のこと。通常、柱とはこの部分のことを言う 【間柱】・・まばしら−管柱の間にいれる下地用の柱で管柱の寸法の1/3〜1/2の幅のもの 【小屋束】・・こやづか−屋根の梁(母屋)を支える柱のこと。 【土台】・・どだい−基礎と建物を繋ぐ水平材 【梁】・・はり−使う部位によって、胴差、軒桁、床梁などいろいろな名称で呼ばれているが、水平材の総称 【母屋】・・もや−小屋組の中の水平材。 【大引】・・おおびき−床を支える梁のこと 【根太】・・ねた−床下地の直前の水平材。床の重さを大引きや床梁に伝える役割
(*1)・・建物の重さを垂直に支える部材。総称して柱と考えればよい。 (*2)・・建物の重さを水平に支える部材。総称して梁と考えればよい