太陽をなめるんじゃねえぞ

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実際の気温

私たちはどちらかというと、気象ニュースでその日の最高気温や最低気温を知りますね。 35度で猛暑日だ~といっても、この温度、実は風通しの良い日陰で計測されたデータですね。

本当の体感温度を表した数値ではありません。

それでは、建物はどれだけの熱を帯びているのかを早速チェックしてみましょう。

実験対象は7月のある日の我が家。兵庫県明石市です。最初は午前11時の温度チェックです。 そのときの気温計の温度は、日陰で29.5℃。室内も同じでした。 さて、午前11時のそれぞれの材料の表面温度はというと、

①アスファルト舗装の表面温度   53℃
②インターロッキングの表面温度  47℃(ひなた)
インターロッキングの表面温度  29℃(日陰)
③外壁タイル面          34℃
④自動車のボンネット       45℃(ひなた)
自動車のボンネット       30℃(日陰)
⑤朝日の当たった東面モルタル壁  43℃(ひなた)
⑥いまだ太陽の照りつけない西面  31℃(ひなた)

ついでに番外-日なたに置いた温度計は、 42℃を指していました。

午後になって、ますます上がる気温

さて、同じ日の午後3時の温度です。左が午前11時。右が午後3時の温度です。

①アスファルト舗装の表面温度   53℃→62
②インターロッキングの表面温度  47℃(ひなた)→60
インターロッキングの表面温度  29℃(日陰)→36
③外壁タイル面          34℃→42
④自動車のボンネット       45℃(ひなた)→50
自動車のボンネット       30℃(日陰)→31
⑤朝日の当たった東面モルタル壁  43℃(ひなた)→35℃
⑥西日の照りつけする西面外壁   31℃(ひなた)→48

 ついでに番外- 日なたに置いた温度計は、午前11時は42℃→午後3時は・・・・・・ 何℃か知りまへん。 振り切れてました。そして、温度計のプラスチックが暑くなっていました。

ちなみに、午後3時の日陰の温度は30℃。
エアコン室外機の温度は52度。。
太陽があたったところは、軒並み温度が上がっていました。
唯一温度が下がったのは、午後になって陽が当たらなくなった東面の外壁だけで、反対に西日の当たり始めた西面の外壁は 31℃から48℃に急上昇しています。

これをどう受け止めるかはご自由に・・。

しかし、 太陽熱に直接さらされた物体は、気象庁発表の気温以上に暑くなっているのです

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