平面詳細図は、どこにどのようなものが取り付き、何に注意しなければならないかを現す工事でもっとも大切な図面の一つです。 下の図面では、次のように事が書かれています。
・通し柱の位置
・窓の形状はもちろん、ガラスの種類(スリガラスや透明ガラス、ペアガラス等々)
・手すりの補強のための指定
・面格子などの表現
・フローリングの張り方向
・押入の中に中段と枕棚をつけるといった指定
・床の間の仕上げの形状
・内部建具の指定
・エアコンのための壁補強の位置
・床の段差を無くしバリアフリーとすべきところ
・窓の形状はもちろん、ガラスの種類(スリガラスや透明ガラス、ペアガラス等々)
・手すりの補強のための指定
・面格子などの表現
・フローリングの張り方向
・押入の中に中段と枕棚をつけるといった指定
・床の間の仕上げの形状
・内部建具の指定
・エアコンのための壁補強の位置
・床の段差を無くしバリアフリーとすべきところ
などなど、全て建築主が要望したものが、間違いなく現場で施工されるように記載されています。
つまり、平面詳細図は、建築主からのほとんど全ての要望が記載されていることがチェックポイントです。
そんな話あったっけ?
というトラブルを防止するのは図面に書かれているかどうかですょ!!
軸組工法の場合
注:建築条件付きや企画タイプの住宅では、ことさら平面詳細図といった形で平面図とは別に図面を作ることはあまりありません。平面図だけ、あるいは平面詳細図だけといった図面でもかまいませんが、いずれにしても、平面図系で一番大事なことは、自分がオーダーしたものが、正確に図面に書かれていることがポイントです。
あそこに棚を頼んだのにどの図面にも書かれていない。といったことがあれば、現場で施工されることはありません。どんな図面であれ、ご自身の要望がキチンと図面に反映されていることがもっとも大切なことです。
注:図面に書かれていなくても、打ち合わせ議事録などで書かれていても言った言わないのトラブルは起こりにくいですが、現場の職人さんは打ち合わせ議事録を見ながら仕事をするわけではありませんから、図面に書いてもらった方が確実です。