外部からの騒音の侵入は、窓からが一番大きいです。
そのため、幹線道路沿いなどの市街地で、音に敏感な人の場合は、等級3を考えてみるのも一つの方法。窓やドアの遮音性能を基準に評価しているのが、この音環境です。
ただ、音はその建物の立地に作用されるので、騒がしい地域に住宅を建てるのは承知の上・・という場合がほとんどでしょうから、性能評価として項目を設けているものの、この指標を重要視する人はいないのが実態でしょう。
等級について
評価 | サッシの違い | |
---|---|---|
等級3 | 特に優れた遮断性能 | 防音サッシの取付 |
等級2 | 優れた遮断性能 | エアタイトサッシの取付 |
等級1 | 規定無し | 普通サッシ |
音環境のポイント
等級3は、コストアップ
等級2のエアタイトサッシは普通サッシと比べても、それほど値段は上がりませんが、等級3の防音サッシは、一般サッシと比べて、コストは上がっていきます。
等級3の副次的メリット
断熱性能も高まる。
等級3では、防音サッシを窓などに用いますが、ほとんどのサッシメーカーでは、断熱防音サッシとして売り出しているので、結果として断熱性能も向上する事になります。