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●少し深くミニ知識編 ・軒の出の無い建物と外壁通気 ・小屋裏換気とは ・バルコニー防水の方法 ・建物と周囲地盤の関係 ・24時間換気 ・本当の建物寿命は何年?
●耐久性を考える ・耐久性の3要素 ・木材の規格やコスト ・フラット35の耐久性仕様 ・メンテナンスは健康診断 ・その他の要素
●50年もつ家 ・50年もつ家を考える ・立地を考える ・外装材は何が良い ・メンテで困る家 ・軒の出と建物の長持ち度 ・木は何が良い ・35年目のオーバーホール ・5年に一度、目視点検
●建物劣化とメンテナンス ・建物劣化はどこから始まる ・自然劣化の進み具合 ・人為的ミスによる劣化 ・メンテナンス計画表
今までのページの末尾に、建築基準法の簡単な解説を記載しましたが、では、本気で建築基準法だけを忠実に守った建物は、どのような建物になるのでしょうか。
建築基準法だけを忠実に守ると、このような建物になってしまいます。 実際に、このような建物を建てる業者は、いくらなんでもいませんが、でも建築基準法と言って、この程度の最低基準しか書かれていないのですょ。
よく、建築会社や不動産会社から『建築確認を提出しますから 』という言葉が免罪符のように言われることがあります。 でも、いくら建築確認を提出しても、それは、建物の耐久性などチェックしません。建築士の資格を持ったものが設計する建物は、それらの審査が免除されていますし、仮に免除されていなくても、上記のような建物でOKなのが建築基準法です。 建物の耐久性を基準法が、役所がチェックし、お墨付きを与えているのではないことだけは理解しておきましょう。