おまけ。二番手メーカー

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二番手メーカーの特徴

 

 今回は二番手メーカーのお話しです。 どの業界でもそうでしょうが、いわゆるトップメーカーと、それに続く二番手メーカーというものが熾烈な首位争いをしています。

住宅業界でも同様で、といいつつ、概ねのシェア争い自体はすでに勝負がついているのですが、それでもこの2番手メーカーの競争相手は実に複雑で、トップメーカーが相手のときもあれば、同じ二番手メーカーと競争するときもあり、はたまた、他のローカルグループ(地場工務店)と争うことがあります。
いわば、もっとも激しい競争の場に立たされているのがこういった位置につけている会社なのかも知れません。

競争というものは、基本的に常に上を目指します。そのため、二番手メーカーは例外なく、トップメーカーをまねしています。提案力を高めねばトップに負ける。品質はトップと同じもの、いや、それ以上の付加価値をつけなければ・・。営業で負けるものか・・・と何でもかんでもトップメーカーを見習え、追いつけの時代が続いていました。

 当然に、最後の勝負は「価格」にしかありません。
二番手メーカー最大の特徴は、同じ仕様、品質であれば、基本的には二番手メーカーの方がトップメーカーよりも『安い』のです。これはサポートサービスなどでお客様の情報を見ているとよく分かります。

でも同じものを提供しているのに価格は安いと言うことは、相当の無理をしている。背伸びをしている。と言うことに他なりません。

でも良いじゃありませんか。消費者にとっては・・・。
同じ品質で安い物が手にはいるのですから・・・。

と言うことでこのページは終わりたいのですが、なかなかそうはいきません。まぁこの二番手メーカーさん。決して悪いものは作っていませんし、そういう気はさらさらありませんが、無理な背伸びが時々顔をのぞかせる時があります。

・基礎のコンクリートを心配した施主さんが二番手メーカーの監督に説明を求めたのですが要領が得ないと言うことが起こります。
・私がある納まりの説明を求めたところ、下請の職人に「ここはどうするんだ」と聞いていた現場監督さんがいました。

・・・といったいわば社員の未熟さが露呈することが時々あります。
といいつつ、仕事をしている下請さんは結構しっかり者で、彼らの未熟さを補ってくれてはいますがね。

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