医術三態、ハウスメーカー三態

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医術三態、ハウスメーカー三態

最近少し得がたい経験をしました。

この数年前から、脇の下に直径5mm程度の血の塊(袋)が出来ます。要は『できもの』ですね。
無意識に掻いて袋をつぶすと血が吹き出ると思うので、病院に行って取ってもらいました。

■A医院
最初は、とりあえず古くから町内にある整形外科に行きました。先生はすでに80歳前後・・
何をするかと思えば、診察ベッドに横にならされ、袋の根元を糸で縛るだけです。
「あとは1週間ほどすれば勝手に取れるから・・」と言うだけでそのままにしておくと確かに1週間ほどできれいに無くなっていました。
そのときの治療代、わずかに300円
支払うときに「えっ」と思ったほどの安さです。

■B医院
それから1年ほどするとまた出来てきました。クセになっているようです。
前にいった病院は、先生が突然死で廃業されたので、仕方なく一度も行ったことの無い医院に行きました。
そこではレーザーを使った切除と病理検査で8,000円も請求されています。
医院を移転してあまり日が経っていないせいか、必要の無い病理検査までしましょうと言われる商売熱心な医院で、病理検査だけでも3,000円です。

■C皮膚科
さてさて、1年ほどしてまた出来てきました。
さすがに8,000円も取られたB医院になど行きたくありません。
かといって、最初のA医院は廃業しています。さて困ったなぉ、と思っていると、皮膚科でもいいんだ・・と思って時々行っている皮膚科を尋ねてみると、レーザー切除か電気メスかわかりませんが、B医院と同じような治療で2,000円です。

全く同じできものの切除で、これだけの値段の差!!

なお、上の2件は再発したのに、最後の皮膚科の切除以降は再発していません。切り方が良かったのでしょうか?


思いましたね~。

・これが重大な病気なら、治療費以前に誤診もあるのだろう。知らないのは患者だけかも・・。
(市川海老蔵さんの妻、小林麻央さんの乳がんの誤診がその典型例ですね!)
・言われたままの金額をだすしかない患者の立場。
・たぶん昔は、糸で縛るという古典的な治療で十分だったのでしょう。そういう手法が伝承されなくなっています。

不動産、住宅業界も素人にはチンプンカンプンの世界ですね。
これだけかかると言えば、そうですか・と言うしか無い世界。

そういえば、私が「住まいの水先案内人」のサイトを立ち上げたのも同様の事がきっかけでした。「ハウスメーカー三態」にその当たりの経緯を詳しく掻いています。興味のある方はご覧ください。

医術三態。ハウスメーカー三態というお話でした。

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