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事のはじまり あるトラブルで築9年ほどのお宅にお邪魔したときです。床のフローリングが少しめくれるようになっていたために、建てた工務店に話をして、そこからの依頼で床材メーカーの人間(実際には補修専門職)が来ていました。そして、その人が何をしたかというと、「フローリングを虫眼鏡で覗いていた」のです。 一体何をしているのか・・と思っていると・・。 「あぁ。これは200○年、○月の製品ですね。このときちょうど接着剤メーカーが供給している接着剤の成分がシックハウス対策で変化していた時期の製品で、接着剤の強度不足でフローリングが剥がれているのです」という説明をされました。そして覗き込んでいたフローリングをさせてもらうと、下の絵のように、フローリング1枚の部分に、わずか高さ1mm程度の製造番号が刻印されていたのです。とても肉眼では識別できません。このフローリングは、メーカーの責任で張り替えをするようになりましたが、「永遠に追跡調査が出来るシステム」。 自分が作った製品に10年経っても責任を持つ姿勢。 いやはや、恐るべし日本メーカーの几帳面さ!!
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さすが日本製!!
- 2023年8月22日
- コラムCABIN
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