耐力壁のバランスチェック

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耐力壁のバランスチェック

阪神大震災の時、耐力壁のバランスが悪いために倒壊した建物が多く存在しました。
その経験から、耐力壁のバランスをチェックしろ、という法律が生まれ、壁量計算書には、耐力壁の量が基準法をクリアしているか。といった量の側面以外に、耐力壁のバランスが法律に沿って配置されているかどうかも図面に書かれている場合があります。
この法律は建物を間口方向、奥行き方向にそれぞれ1/4に分割し、それぞれの両側にどの程度の耐力壁が入っているかをチェックするものです。
方法は簡単で、建物の両端部の1/4の部分の床面積を出し、それに地震係数を乗じた数値がその部分に必要な耐力壁の量になります。
ご自身が細かくチェックする必要はありませんが、このような部分も壁量計算書に載っている。ということも覚えておきましょう。

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