前ページでは、「定価を決めるときに値引率も決められているのだ」と言うことをお話ししましたが、このページでは、その定価の決め方にも3通りの方法があるというお話です。値引率イコール安いという判断材料にはならないというお話しをしましょう。
照明器具を例に取れば、ほとんどの照明器具メーカーは、定価の2〜3割引程度がエンドユーザーが購入するような定価設定をしています。
しかし、一社だけ、名前を出せば「ヤマギワ」だけは、照明器具そのものの定価も高く、かつ値引率も1割程度しかありません。
それは、この会社は高級グレードの商品を扱い、高級品指向の顧客をターゲットに絞り込んでいるからです。
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