いずれも全く別々の相談なのですが、全てが関東の某県庁所在地のある都市の出来事。
そして、審査機関は後の2件は同じで、某半官半民的な第三セクター。
あらゆる点で業者寄りの審査をする・・というか、目をつぶって、何も言わないのが特徴の審査機関です。
そんなことより、何よりも私が感じたのは、
「こんな土地まで売るか〜」
「こんな土地でも買うか〜」
そもそもこの県庁所在地の都市周辺は、このような傾斜地が多いです。あるいは東京山手線の内側も、そもそも土地というものがありません。
ところが関東圏にどんどん人口は増える。
しかし、土地がない。
でも、買い手は一杯いる。
えぇ〜。土地は『創れば』売れるんじゃ。 今売らなくてどうする。
土地は探すものではなく、『創るものだ』
深い沼地を埋め立て、崖地を探し、土地を創るのは朝飯前。
そして、「構造計算」「審査済み」「強固な」といったキャッチフレーズで安心させる。 土地がないので、行政も硬いことは言わない・・目をつぶる。
さあ・・・。そんな土地に住まわれた人が、大地震や集中豪雨、長雨といった天変地変がなく、つつがなく一生を終えれば結果オーライ。でも、天変地変に遭遇したら・・・
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