まずは調査の方法として、上の図にある床に設けた吸気口がキチンと機能しているかどうかを調べてみました。排気する側の機械としては、床下に設けた全熱交換型24時間換気とキッチンにあるレンジファンです。浴室、トイレの換気扇は局所的で時間も限定的なので対象から外します。
1.どちらも一切稼働しないと床面ガラリから吸気はありません。
2.どちらかを稼働すると吸気が始まります。空気が動いています。
3.両方を稼働させていくと、風量は増加します。レンジフードの運転を「強・中・弱」に切り替えると、それに応じて吸気量も変わっていきました。
同時に、床下にある全熱交換器(24時間換気)の外部の吸気口の風速を計ると同様の結果になりました。(24時間換気を回したり、レンジフードを回すと給気される)
このことから吸排気は機能していることがわかました。
そして、24時間換気を止めてレンジフードだけを運転させても給気していましたから、この吸気口は閉鎖されておらず、どこかで排気されると同量が給気される仕組みでした。 |