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土が落ち着く角度=土の安定角
土がもうそれ以上滑り落ちない角度、それを土の安定角度といいます。
土の種類によってそれぞれの角度は異なりますが、通常砂が一番角度が小さく、これを基準として土の安定角は30度と決められています。
この角度が決められたのは、最も土が落ち着く角度が少ない砂を、この方法でやってみると30度であったという、極めて単純な事実からきめられたようです。
こんな敷地は、要チェック!
たとえば、1m程度の高低差がある左の図のような地盤の場合、いくら地盤がしっかりしているように見えても、土の安定角30度以内に基礎のフーチングを設けるようにする必要があります。
擁壁の安全性
コンクリート擁壁や石積み擁壁の場合、それが宅地造成規制法や開発申請の許可をうけ、検査に合格したものであれば、住宅程度の建物が乗っても大丈夫なように設計されています。しかし、古い擁壁や1m以下の擁壁などは時として、そのような荷重をみているのかどうか十分な注意が必要です。
危険な擁壁の見分けかた | |
1.水ぬき穴のない擁壁 | |
2.クラック(ひび割れ)がはいっている | |
3.擁壁がふくらんでいる | |
4.擁壁がずれたような形跡がある | |
5.田・畑のための擁壁 |