基礎の形状がわかっても、どの基礎が建物にとって良いのかはわかりませんね。それのためには建物の重さを知ることから始まります。
普段はこんな事を考えたことも無いでしょうが、せっかくの機会なので、あなたの建物の重さを計算してみましょう。
基礎の形状を決めるためには、建物の重さを知らないと決められないからです。建物は、基礎、軸組、内外の仕上材、屋根など、そして家具などの法律上の積載荷重によって構成されています。
下の表に床面積を掛ければ、あなたの建物の概算の重さをだす事が出来ます。
建物構造の違い
下の図は、木造(2X4工法も含む)、重量鉄骨造、そして鉄筋コンクリート造の3つの構造の違う建物の重さの比較ですが、構造も違えば建物の重さも変わり、鉄筋コンクリート造の建物では、木造の5倍以上の重さになっています。当然必要な地耐力も変わってきますね。