基礎の形状のわかり、建物の重さもわかりました。そして、地盤の強さもわかれば、いよいよ、建物と地盤に適した基礎を選ぶことになります。
前項の地盤調査の結果から、自沈層の有無によって、下表のように基礎形状や地盤補強の有無が変わってきます。
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布基礎かべた基礎か
最近では、布基礎で問題なくても、床下防湿が同時にできるメリットからべた基礎を選定したり、べた基礎自身が標準仕様となっている場合が多いですが、布基礎の場合は、上表のように、地耐力によって布基礎の底版の幅が規定されています。
・・・kN/m2って何?
10kN/m2とは、約1t/m2の事。重力(重さ)の国際単位です。
日本では重さを表すのにキログラムやトンといった単位を使っていますが、国際社会ではニュートンという単位を主さの単位としています。
建築の世界でも、この新しい国際単位を使うように決められました。
実際には
木造の建物では地耐力がわかると、上の表からどのような基礎が適しているのかを選定することが出来ますが、実際には最初のページにあったような建物の重さ(自重)/地盤の強さ(地耐力)といった算定式が隠れています。