普通に生活をしていれば、債権、債務という言葉はまず聞くことはありません。でも日常の生活の中でも、人は知らず知らずのうちに債権者であり、債務者であることがよくあります。
たとえば、切符を買って電車に乗る。この時切符を買ったあなたは目的地まで搭乗する権利を有する債権者であり、鉄道会社はその人を運ぶ責務を負っています。また、家電店で電化製品を買い、保証期間内に故障すれば、あなたはすぐになおしてもらうはずです。この時あなたは保証期間内の商品をなおしてもらう債権者であり、家電メーカーは直す義務を負う債務者と考えられます。
もっと簡単な例は、人にお金を借りればあなたは返済する義務を持つ債務者であり、貸し手は返してもらう権利を持つ債権者となります。
このように債権、債務の関係は日常生活と切っては切り離せない関係です。
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