東日本大震災の影響が大きいのでしょうか。「想定外」の言葉のすき間を埋めるようなハザードマップの作成が各地で進んでいます。
災害の種類
天変地変と言われる自然災害には、大きく分けて4つの種類があります。古来から代表的な【地震】、【台風】といった一般的なものから、【水害】としての洪水、高潮、津波があり、【土砂災害】の中では地崩れ、土石流があります。そして、竜巻、落雷など、近年に入って発生し始めた新しいタイプの災害もあります。
新しい被害ー内水(下水道のはん濫)
また、都市の排水能力の限界を超えた集中豪雨により、【内水】といわれる新しい形の災害も増え始めています。
内水とは、都市に張り巡らされた側溝、水路、下水道などの雨水排水処理施設が処理能力の限界を超え、排水出来なくなって道路に冠水したり、冠水した水が周囲にひろがり、床下、床上浸水を引き起こす新しいタイプの都市災害です。
しかし、これらの災害の多くは地質、地形に左右されるものが多く、各自治体が公表しているハザードマップを活用することで、自分の住宅が建つ地域の災害危険度を知ることが出来ます。
国交省ハザードマップ・ポータルサイト
各自治体がつくったハザードマップが集められています。ハザードマップの玄関口と考えれば良いでしょう。
地震ハザードステーション
特定の地震には偏った検討ではありませんが、今後30年以内に各地点が震度6弱以上の揺れに見舞われる確率を地図として示したページなどがあります。 |