土地がはっきりと決まらなければ、なかなかプランは考えられませんし、プランが出てきても、この大きさで良いのかどうか、あるいはほかの部屋とのかねあいで、こんな広さになってしまったけど窮屈ではないだろうか。
空間というものは、なかなかイメージできないですから、把握が難しいですね。
下の図は、キッチンを含めてLDKの広さを14帖、16帖、18帖の3つの間取りを並べて示しています。
LDKのところだけを色つけして、格子状に線を入れていますが、一マスが91cm、半畳を示しています。
- 図面を書いてもらった場合、その部屋の帖数が書かれていることが多いですが、キッチンを含めてのもののか、キッチンを含んでいないのかは確認をしてください。
- ちなみに、この間取りの対面キッチン型の場合、キッチンだけで約5帖分のスペースを取っています。
注:1帖は、1.65m2として計算しています。(91cm*182cmが一畳) - 広さを把握する上で、家具の大きさは非常に大きなウェートを占めます。食卓テーブル、ソファーも大小いろいろです。
メジャーを持って家具屋さん巡りをして見ましょう。
14帖 | さすがに厳しいです。 キッチンを確保し、食卓テーブルを置けば、リビング用のソファなどは難しいですね。 |
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16帖 | キッチンとそれほど広くない食卓テーブル、そしてリビング用のソファなどがぎりぎりおける最低限のスペースが16帖でしょうか。 リビングそのものは、6帖程度のスペースであることがわかりますね。 |
18帖 | さすがに少し余裕が出てきます。 食卓テーブルとリビングの間に少し空間が出来、無理をすれば机か縦型ピアノなら何とかおけそうなスペースも生まれます。 |