主寝室の広さはどの程度が限界か? 理想か?
サポートでいただく間取りを見ていると、さすがに和室で寝られる方は非常に少なくなり、ベッド派が多いようですが、下の図は8帖、10帖、12帖でのベッドを配置した部屋の様子です。
お断り:この間取りは、あるハウスメーカーさんの少し古い間取り集をそのまま使わせてもらっています。
8帖の寝室 | ダブルベッドを置くことが出来ます。通路側にはタンスも置けますが、それだけでほぼ一杯の感じになってしまいます。 図面ではダブルベッドはくっつけていますが、何とか離しておくことが出来るぎりぎりの部屋のサイズが8帖でしょうか。 |
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10帖の寝室 | ダブルベッドも余裕で離して配置することが出来ます。 しかし、書斎スペースというような余分なスペースは、やや難しい広さですね。 |
12帖の寝室 | 図面をよく見ていただければわかりますが、この図面の本当の主寝室の設定は左側です。 そして、私の方で主寝室と設定したのは、実は仕切られていない子供部屋です。 |
老後、子供が巣立ち、使い手のいなくなった子供室を改装すると、夫婦のベッドを完全に切り離して寝室として使うことも可能になります。
暑がり、寒がり、寝る時間など個々の体調・気質がはっきりと表れてくるのが50歳以降です。
体調が違ってくると、特に夏や冬などは室温設定も違ってくるため、夫婦別々の部屋で休む・・というご夫婦も現れてくる年代です。