バルコニー防水の方法

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バルコニー防水に規定有り

木造住宅の場合、バルコニーの防水工事に一定の保証規定が盛り込まれています。従来からバルコニーなどの防水事故は多く発生しており、また、近年はFRP防水が多用されている反面、品発管理が十分でなく、誤った防水施工による事故も発生しています。
そのため、かし保険の10年保証を受ける建物はすべて右記の条件を守って工事を行うことが保証条件となっています。

仕様のポイント

防水の種別に関係なくバルコニーの床の勾配は1/50以上の水勾配が必要です。また、防水はサッシに120mm以上立ち上げ、バルコニーの外周部には250mm以上の立ち上げが必要となっています。  さらにFRP防水をする場合は2プライとし、床の下地合板も2枚張りとし、葛防水の目安は10m2前後にするように求められています。

下地が濡れているのは不可

FRP防水kに限らず、防水工事をする下地が濡れていると下地と防水層が密着しません。施工時に下地が雨に濡れているのは厳禁です。

 

FRP防水って何?

FRP防水はFRP樹脂とガラス樹脂のマットが幾重にも重なり合ってFRPの膜を作る工法です。ガラス繊維のマットが2層のほうがより強いFRPとなります。FRPはモーターボートや小型漁船の船体などでも多用されている材料で、工事の簡便性と防水の確実性から近年の住宅防水の主流となっています。

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