断熱サッシをつけるに越したことはありません。
また、断熱サッシをつけても、とてもそれだけで十分な断熱化が出来たとはいえません。
前述のように、開口部からの熱損失は建物全体の30〜40%程度にもなっています。
次世代省エネルギー基準でも、北海道ですら、外壁や屋根のK値0.2程度とくらべ、窓などはK値2.0という外壁、屋根などの10倍近い熱損失を許容しています。
それほど、開口部から逃げていく熱損失は大きいものです。しかし、雨戸、カーテン、内障子などをうまく利用すれば、より以上の断熱化を計ることが出来ます。
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下の絵は、普通のアルミサッシにカーテンなどをつけて、変化させていった場合の断熱性能の変化です。
アルミサッシにカーテンや内障子をつけるだけで非常に断熱性能がアップするのがわかるでしょうか。
もちろん、断熱サッシにこれらの要素を付加すれば、さらに断熱性能が向上するのはもちろんです。

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