しかし、注意すべき点がいくつかありますので必ず頭に入れておく必要があります。
@地震、噴火、洪水、津波、台風、竜巻、暴風雨、集中豪雨、落雷などの天災で生じる不同沈下事故は対象外です。つまり、地震で生じる液状化による不同沈下は対象外です。
A崖崩れ、地滑り、断層、地割れなどその宅地だけでなく、周辺を巻き込んだ地盤、地形変動なども対象外です。
B国は一切関与していない純民間企業の保証(保険)です。
地震保険は、一部を国が関与していますが、地盤保証は純粋に民間保険会社が各社各様に取り組んでいるため、保証内容も免責事項も全て異なると考えた方が良いですから、A社で聞いていた内容とB社での内容は違うと心得た方が無難です。
C1年更新か、10年か。
保険会社の中には、1年更新で10年間の保証を行うところもあります。途中で更新が滞るとそれ以降の保証は受けられません。
D建築主が加入者ではない。
一般の生命保険のように建築主が地盤保証に加入するのではなく、建築会社または地盤補強会社が保険(保証)を申請し、あるいは加入します。そのため保険金という形で見積書などに表れることはありません。
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