部屋には大きな温度差が生じている
部屋には必ず温度差が生じています。
右の図は、ある冬の私の家の室温を測ったものですが、一つの部屋でも場所により大きな温度変化があります。計ったのは夜の8時頃。気象庁計測の外気温は2.3℃のときです。
・エアコン暖房前
部屋は冷え切っています。床面で12℃。目線(目の高さ)の位置で14℃です。そんなに温度差はありません。(左の図)
・エアコン暖房後
でもエアコンで暖房をやり始めてしばらくすると次のようになっていました。(中央の図)
エアコンをつけると、床面と目線の位置の温度差が14℃と18度で4℃もの差。
室温は上がっていったのですが、上下の温度差は広がっています。
そして、びっくりしたのは窓とカーテン間の温度。なんと8℃。
そして、カーテン間際の室内側の床面では12℃・・・寒いです。
これを断面的に書いてみると右図のように、窓側が寒く、かつ、床面が寒いのです。カーテンの床面12℃から、目線の位置の温度18℃まで実に6℃近くも温度差が生じています。この状態でテレビを見ていると、少しづつ室温は上がるのですが、足下は寒く、頭付近は暖かい。いわゆるのぼせる状態になっていきます。 |