これは簡単です。
1階、2階のそれぞれの床面積に下表の地震係数を掛ければ終わりです。
屋根材によって、係数が異なることだけを注意してください。床面積は、建築会社からもらった図面に仕上げ表や平面図などの図面のどこかに書かれていますね。
瓦屋根は、洋瓦、和瓦、セメント瓦などのことです。
■例題の建物に当てはめると下表のようになります。
(例題建物は右のタイトルからクリックしてください。)
あなたの建物の地震のための必要壁量を計算してみましょう。
屋根の材料が瓦か瓦以外かで係数が変わりますょ。
ご自身の建物の屋根の材料に応じて、下の表のいずれかを使って計算してみましょう。
MEMO |
ロフト、小屋裏収納がある場合の面積
2階の上にロフトや小屋裏収納がある場合は、ロフト(小屋裏収納)の床面積に0.66を乗じたものを2階の床面積に加算して計算してください。
たとえば、ロフト(小屋裏収納)が12m2設けられている場合は、この例題建物の2階の床面積は54.35m2ですが、その面積にロフト(小屋裏収納)の12m2を0.66倍したものを2階の床面積に加算します。
54.35+12x0.66=62.27が、2階の必要壁量を計算する床面積になります。
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